世界ではオカヤドカリ類が21 種分類されている(2025年に4 新種を加えました)。
以下のデータはオカヤドカリの体色、体の特徴、大きさなどの種差からそれぞれの種を紹介したものです。これを参考にすれば、より各種の特徴が見分けられるようになるでしょう。データはサイトや書籍の資料と自分の観察よりまとめたものです。
「朝倉彰., 2004. ヤドカリ類の分類学,最近の話題-オカヤドカリ科」により、オカヤドカリ類を形態的に見わけるには、よい指標となるものがいくつかある。1つは左鉗脚の形態で、オカヤドカリ類は常に左側の鉗脚が右側により大きいのであるが、その掌部に斜向顆粒列があるかないか、ということがある。また同じ掌部の上縁に毛束があるかどうかも良い指標である。またオスの第5脚底節の生殖器の形も重要で、種によって精管の形がさまざまである。さらに左側の第3脚の形態は種によって特徴的である。それらにも増して重要なのは、生時の色彩であり、慣れてくると色彩だけでかなり種を識別することができる。
※ 写真を提供した皆さんに感謝いたします。
※ 内容は英語なのでご了承してください。
Birgus latro
ヤシガニ
Coenobita brevimanus
オオナキオカヤドカリ
Coenobita carnescens
Coenobita cavipes
オカヤドカリ
Coenobita celebensis
Coenobita clypeatus
Coenobita compressus
Coenobita granularis
Coenobita lila
Coenobita longitarsis
Coenobita moluccensis
Coenobita olivieri
Coenobita patsyae
Coenobita perlatus
サキシマオカヤドカリ
Coenobita pseudorugosus
アカツキオカヤドカリ
Coenobita purpureus
ムラサキオカヤドカリ
Coenobita rubescens
Coenobita rugosus
ナキオカヤドカリ
Coenobita scaevola
Coenobita spinosus
オオトゲオカヤドカリ
Coenobita variabilis
Coenobita violascens
コムラサキオカヤドカリ
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